「こんな家にすみたい・・」「こんな風に暮らしたい・・」 と考えてみた時、 実は「よくわからない・・・」という方がほとんどではないでしょうか。

   私達は、ただ住まいを創るだけの役目ではなく、素敵な暮らしを創る存在でありたいと思っています。 責任者をはじめ、スタッフ全員が住宅の設計や施工、インテリアデザイナー等の様々な専門経歴を持つベテランエキスパート。 きっとあなたの「こう暮らしたい・・」という理想に新しい発見を見出すことができます。

   さあ、どんな暮らしが待っているでしょう。
きっと思いもよらない素敵な暮らしが待っているかもしれませんよ!
「次はどんな暮らしが創造できるかな・・」完成を一番楽しみにしているのは、実は私たち。
家づくりの好きなスタッフが心よりあなたをお持ちしております。

住まい創りについて

   建築の技術者であり、生活者でもある私達は、仕事を通じて出会う人やたくさんのお客様と出会い、暮らしidea
その感性や考え方に共感することもあれば、時には戸惑い、学びながら、家づくりの仕事をしています。

やっと解答が得られたと思っても、価値観や技術は常に変化するものだから絶対的なものではありませんし、日々のお仕事の中から新しく学ばさせていただくことも数多くあります。

暮らしideaのスタッフは責任者をはじめ、みんな全員が建築畑の出身です。それぞれが公共、民間の建築設計や現場監理、施工面、ビルから一般住宅までの様々な工法の建物の種類、新築やリフォーム、リノベーション、インテリアデザイン等の業務までたくさんの経験を積んで来ました。

   暮らしideaは、今、住宅の設計やリフォーム、リノベーションを専門として業務を行っておりますが、そんな経験の中から私達が住まい創りにおいて、常に大切にしていることをざっと書いてみたいと思います。

間取りについて

   一般の方が間取り図を見ますと、「この部屋は何帖とれる」というような区画割りとしてのお部屋の広さや用途からのイメージしか湧かない方が多いかと思いますが、私達のような職種ですと、生活をする上での立体的な動きやそこに必要とされるだろう様々な収納や家財のバランス等も全て総合的に考慮しながら、これから作る部屋のイメージをできる能力を持っています。

   例えば、こだわりの素材で出来上がったお部屋のはずなのに、いざ完成して新しく購入したソファやテーブルを配置してみたら、窓や動線に重なってしまって、何だかしっくりこなくて残念なこともありますし、 お気に入りの絵画やお花を映える様に飾りたい!という楽しみも必ずあるはず。また、そのお部屋に応じて整理しやすい収納部位を考慮しておかないと、常に散らかった雰囲気のお部屋になってしまいますよね。
   家族の構成や年齢から、それぞれの生活時間帯や必要な広さ、食事の仕方、今後起こりうるライフサイクルの変化など、住まいはお客様の事情によって様々です。
   モデルルームやインテリア写真の素材や壁の色だけを真似をしても、満足のいく家はできにくいもので、 私達はご相談時点から完成、そして新しい暮らしが始まってからの経緯等、様々なお客様との過程を実際に経験しているので、いろいろなケースからアドバイスすることができます。

   既に住んでいるマンションや戸建て住宅も、使いにくかったキッチンや水廻り、家族構成に変化等に応じた間取り的な事も柄も、ただ単に設備商品や建材等の組合せパックだけで決めてしまうのではなく、機能は本当に役に立つものなのか?その間取り変更は本当に改善になっているか?等・・・きちんとした専門家の考え方を伴いながらリフォームをすることで、本当に想像以上に暮らしやすくなるものです。

   現在、ご依頼ご計画進捗中の基本案についても「お客様に合ったスタイルはきちんと加味されているか、日常の使い手の気持ちに寄り添えているか、私達ならではの良さは反映されているか」など提出前に何度も自問自答をしながら思案をしています。大変手間暇のかかる部分でもありますが、これも私達の強みでもあるかと思います。

デザインについて

   デザインとは「何か奇抜なもの、独創的なもの」みたいなイメージも受けますが、私達はもう少し暮らしに身近なところで役立てられる様に考えています。 例えば、狭いお部屋であっても窓や天井高さに工夫を凝らすことで広がりのあるお部屋に表現することもできますし、 お部屋の入口や動線、家具や収納等の配置や形状や素材をちょっと工夫するだけでもさらに暮らしやすく、より素敵に映える様になります。

   さらに窓の配置や大きさ、モチーフに使う素材・質感や色、高さ的な表現、巾や奥行き的な表現、どこにどんな光をあてるのか、どのくらいの大きさの家具なら映えるかetc・・
この様々な工夫は、間取りや動線を考える上でも密接に結びついています。常に、人間の視覚が潜在的にどんな風に空間を感じているか?こんなことばかり考えています。

   せっかくの持ち家も老朽化や年月の経過と共に住みにくく感じてくるものですが、リフォームリノベーションだって、随所に私達のideaを凝らすことでさらに暮らしやすく、まったく別の住まいに変わってしまいます。
事例集だけですと、パッと見た感じはわからないかもしれないですが、単に何々風~という表面的な素材や色柄選びのデコレーション的な意味合いでなく、どこにどんな工夫を凝らせば間取りもより輝いて見えるか、間取り段階から空間そのもをデザインしていきます。今までお任せいただいた住まいの細かな部分にもそれぞれ意味を持って、ideaをちりばめています。

   他にも、実際に生活がはじまると様々な家財で散らかりがちになってしまうこともありますが、見せて楽しむ収納、隠して生活感が出にくいインテリアにする収納等、 いつでも整理しやすい暮らしを考えることだってデザインのお仕事の一つです。
漠然とこんなところも、私達の持ち味だと思います。

住宅性能の考慮

   日本は地震も多く、寒暖湿度の差が著しいので、暮らしていく私たちにとっては、コストがかかる国ですよね。
でも世界一の耐震基準、四季を快適に過せる断熱性能や空調冷暖房設備、至れり尽くせりのトイレやお風呂の住宅設備、照明器具や床暖房、発電システムetc・・・住まいの文化は世界TOPクラスになりました。

暮らしにおいて、住宅の間取りやデザインというのは、漠然としていて住む人の年齢や考え方によって何が良好な基準なのか?実は異なっていますね。 ひと昔までは各社バラバラだった住宅性能という概念(耐震性、快適性、環境負荷への低減、長寿維持管理、高齢者への配慮等)ですが、今は一般の人でもわかりやすい様に、設計既定や数値という面で客観的に示すことができるものになりました。 住宅性能は、従来の建築基準法に加え、長期優良住宅促進法という平成21年国の施策において、間取りやデザインと同じぐらい、良好な住宅を造る上での判断基準となっています。

(弊社では長期優良住宅基準のデーターを作成し、その地域において過不足のない等級に準じて設計します。)

   その他に住宅設備の部分については、選択によって性能&コストも様々で上を見たらほんとキリが無いものなので、ご予算との兼ね合いになるかと思いますが、 考え方としては、プロの目線から見て、耐久性や使いやすさを軸に、基本性能が過不足なく満たされる様な選択をしています。

木造住宅のリフォームやリノベーションの場合、耐震面の補強や断熱性能の向上を計画するにあたり、より性能の高い部材や工法が数多く開発されているので、 現在の住まいの状態によって、適切に使い分けることができます。その結果、適切な調査をすることで必要以上に壊さなくても、リーズナブルでより新築に近い性能を確保することができる様になっています。

住宅という構造について、耐震や断熱面、劣化しにくく将来の修繕や変化にも対応できる様な基準についても日々、学びながら活かしていくことも私達の役目となっています。

これから家創りを計画されるあなたに

   建売住宅や分譲マンションなど、住宅は今後ますます商品化されて、私達の暮らし方までも均一化されていくかのようです。
けれどもそこに暮らしていく人々は、年齢や家族構成、趣味や働き方等のライフスタイル、価値観は様々ですし、今後もっともっと多様化していくことでしょう。
ある人にとっては快適で暮らしやすい家でも、実は他の人にとっては暮らしやすいとは限らないものなのです。

今、こちらをご覧になっている方はきっと、ほんのわずかでも「自分らしいエッセンスの中で暮らしていきたいな・・」と感じていらっしゃるはず。

「限りある人生」せっかくですから、お時間やご予算の許す限り住まいや自分自身について、向き合ってみるのはいかがでしょう・・・
そんな風な方々のために、一つの例として弊社のお仕事も参考になり、少しでもお役にたてていただければ大変嬉しく思います。

   弊社に任せていただいたお客様も、おそらく最初はわからないことだらけ、不安等もいろいろとあったかと思いますが、大きな期待と少しの勇気をもって私たちににお声を掛けてくださいました。
そして、新しい暮らしがはじまりますと「こんな風になるのならもっと早くにこうしていれば良かった・・・」と例外なく、皆様が楽しそうにおっしゃっています。

私たちも人間ですから、他人の住まいや暮らし方を考えるというのは、計画面から完成に至るまでの過程は細かい業務の積み重ねですし、期間も内容に応じて相当分かかりますから、 ご依頼者様とも深く関わり合いも持つことにもなります。正直、精神的な部分も含めて、大変疲れる割には儲からないお仕事ですが、最後に活き活きとして暮らしているお客様を見ると、こんなお仕事も悪くはないなと思いながら・・・

We make a living by what we get, but we make a life by what we give

最後に、お世話になったお客様、また現場において一生懸命働いてくださった取引先の皆様にあらためて感謝の気持ちを申し上げたいと思います。

 

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