「カップボードに照明をつけたい」を叶えた、155cm幅のオーダー食器棚

「カップボードの手元に照明をつけたい」というご希望から始まった計画。 一見シンプルに思えるLED照明の追加ですが、コードを見せない美しい仕上がりにするには、 電源位置の確保や壁内配線の計画など事前準備が欠かせません。 ダークグレー×木目の端正なデザインに光を溶け込ませた、マンションのカップボード搬入設置事例です。

木目カウンターとダークグレー扉のカップボード食器棚155cm
木目カウンターとダークグレー扉を組み合わせたオーダー食器棚(幅155cm)。扉面材はキッチンカラーに合わせず、お好みでセレクトしました。
LED照明付きの食器棚カップボード
吊戸棚下部にLEDテープライトを埋め込み設置。壁内配線と専用コンセントを事前に確保することで、コードを見せない仕上がりにしています

家電・ゴミ箱・4段引き出しを整理。155cm幅に機能を集約したカップボード

幅155cmという限られたスペースの中に、家電スライド・4段引き出し・45Lゴミ箱2台分のオープンスペースを計画。 見た目のバランスを崩さず、日常動線を考えた割り付けで構成しています。

ダークグレー扉と木目カウンターの組み合わせカップボード155cm
キャビネットはオプションのグレーカラーを採用。木目カウンターは上品なアッシュ系木目柄。
オープンスペース45Lゴミ箱2台が置けるカップボード
45Lゴミ箱2台が収まるオープンスペース。オープンスペースには 45Lふた付きゴミ箱「リス(RISU)ソロウ」 を2台配置できます。黒いダストボックスが生活感を抑えていますね。

照明付きカップボードに必要な電気配線とコンセント計画

照明は「置くだけ」で簡単に付くと思われがちですが、コードを隠して美しく仕上げるには、実は資格を持った電気工事士による壁内工事が欠かせません。

今回は吊戸棚で隠れる位置に専用電源を増設。デスクライトのようにプラグが露出しない、オーダー家具ならではの端正な仕上がりを追求しました。
※電気配線工事は、家具の取付とは別の「専門の電気工事担当」による作業となります。別途工事項目になります。

カップボード照明の電気配線
家具設置に先立ち、専門の電気工事を実施。この「隠し電源」をあらかじめ作っておくことが、後付け感のない美しいライティングを叶える最大のポイントです。
LED照明付キャビネット吊戸棚
LED照明付きの吊戸棚。キャビネット後方の「壁との接点」にライトをはめ込み、光源が直接目に入らない間接照明のような柔らかな光を作ります。
カップボードキャビネットのLED照明電源
キャビネット背板の範囲内に設けた専用コンセント。市販の手頃な照明器具を活用する場合でも、この「隠し電源」さえあれば配線を見せずにスッキリ仕上がります。

マンション造り付けカップボード食器棚(町田市)

収納サイズ 幅155cm、天板奥行46cm、天井高さ220cm、カウンター高さ93cm、
仕上げ材 吊戸棚メラミン扉、下台:メラミンカウンター(板目)、メラミン扉(ダークグレー系)、キャビネットダークグレー、LEDテープライト
施工年・価格 2023年/参考:税込42万円(電気工事費用や照明器具の費用は含まれません。当時とは価格が変わるためお問合せください)
memo 吊戸棚下には、調光・調色が可能なLEDライトを内蔵。コード配線を見せず、ホテルライクな間接照明として仕上げるためには、あらかじめ所定の位置に専用の電源計画が必要です。
既存の壁に電源がない場合は、有資格者による電気配線工事を伴います。もし電気工事を行わずに既存の壁コンセントを利用する場合は、配線コードが露出する形(配線露出)となり、コンセントも常時1口専有することになります。

仕上がりの美しさを優先するか、手軽さを優先するか。それぞれのメリット・デメリットを踏まえたプランニングをご提案します。
▶︎ 電気工事不要の照明取付事例(配線露出ケース)はこちら

▶︎ その後、テレビボードもご依頼いただきました。ご縁に感謝いたします。
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